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角形鋼管を敷き並べ、所定のピッチにて鋼管を角形鋼管に挿入し、この部分にコンクリートを充填・固化することで、パネル化した構造です。既設橋梁の更新や市街地工事においてニーズが高い、急速施工や狭隘地施工が可能な新工法です。低桁高であるため、建築限界や河川断面等の桁高制限の厳しい条件で有効です。 |
■支間長と桁高の関係 |
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PC橋に比較して、軽量で、低桁高な設計が可能です。既存橋梁の架け替えに、急速施工が必要な都市内工事など、工期の短縮や一刻も早い交通の開放に貢献します。 |
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鋼材量は同一規模の鋼橋の2倍程度ありますが、工場製作の簡易性から、トータルの製作費は低く抑えることができました。 |
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スレンダー&コンパクト、この橋の特長である床版の薄さを活かして、デザイン性に優れた橋を創出できます。 |
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ひとつのユニットは、角形鋼管と直交する鋼管部材の格点部分にコンクリート充填して一体化するパネル部材です。
従来の鋼構造と異なり、主要部材組立に溶接もボルト接合も使わない新構造を採用しています。 |
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橋梁名 |
「大谷橋歩道橋」 |
発注者 |
埼玉県坂戸市役所都市整備部 |
設計 |
橋梁コンサルタント |
施工 |
株式会社丸天興業 |
仕様 |
支間12.9m, 幅員2.8m(新設歩道橋) |
材料 |
角形鋼管 □350×350×9, 8本使用, 約10t |
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橋梁名 |
君津製鐵所L-29橋梁 |
発注者 |
新日本製鐵株式會社君津製鐵所設備部 |
設計 |
同上 |
施工 |
環境エンジニアリング株式会社 |
仕様 |
支間8.0m, 幅員20.4m, 既設コンクリート老朽更新工事 |
材料 |
角形鋼管 □400×400×9, L=8.4m, 51本使用, 約50t |
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橋梁名 |
「小沢田橋」 |
発注者 |
秋田県上小阿仁村 |
設計 |
明治コンサルタント株式会社 |
施工 |
日本機械工業株式會社 |
仕様 |
支間8.4m, 幅員6m, 85°斜橋, 既設コンクリート橋梁更新工事 |
材料 |
角形鋼管 □350×350×12, L=8.4m, 16本使用, 約20t |
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【静的載荷試験で構造性能確認】 |
パネル構造としての耐荷力機構を実験で確認しました。設計荷重に対して十分な耐荷力を有し、かつ、版としての横断方向の荷重分配性能も十分有することが確認されました。
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【動的載荷試験で疲労耐久性確認】 |
通常の設計荷重の4倍の荷重(100tf)で200万回の疲労試験を行いました。疲労の弱点となる隅肉溶接部が存在しないこともあり、極めて大きな活荷重応力(100MPa相当)の繰り返しにおいても疲労損傷発生のない構造であることが実証されました。
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【実橋計測で構造性能確認】 |
最終的な確認を予め重量測定したトラックを載荷して、実橋で行いました。事前に計算で予測した歪み、変位が、精度よく観測され、優れた構造性能と設計方法の妥当性が確認されました。
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橋軸方向の主部材(角形鋼管)の設計計算は、荷重分担率を用いて、1部材あたりの断面力を算出して照査します。橋軸直角方向の横桁部材(鋼管)の設計計算は、隣接する主部材間に発生するせん断力に対して照査します。 また、角形鋼管を主部材、鋼管を横桁部材として、通常の格子計算で設計することも可能です。一般的な設計計算法で対応可能です。 |
主部材 |
一般構造用角形鋼管JIS G 3466 BCR:国土交通大臣認定MSTL窶骭9021 |
BCR295 等 |
横桁 |
一般構造用炭素鋼鋼管 |
STK400, STK490 等 |
〜6m |
□250×250 |
〜8m |
□300×300 |
〜9m |
□350×350 |
〜11m |
□400×400 |
〜15m |
□450×450 |
〜16m |
□500×500 |
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通常の鋼橋同様、塗装、めっき、耐候性鋼(※)の適用が可能です。特に、腐食の弱点となるボルト添接部や、冷間成形角形鋼管に鋼板こば面の角部がないことから塗装の耐久性が向上します。(※:事前問い合わせください)
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床版の標準構成は、角形鋼管床版の上面に均コンクリートで適宜縦断・横断勾配を設けてその上にアスファルト舗装を施します。重荷重対応の舗装の場合、鉄筋コンクリートとすることも可能です。
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伸縮継手は、簡易な埋設型で対応可能です。 支承は、帯状のゴム支承を敷設するだけで対応可能です。アンカーバー式の変位制限構造を併用することも可能です。
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耐候性鋼角太橋 |
角太橋(塗装仕様) |
A活荷重 B活荷重 |
2〜14m |
2〜16m |
群集荷重 |
2〜15m |
耐候性鋼角形鋼管(製造可能範囲) |
・板厚:6.0, 9.0, 12.0mm |
・サイズ:□250×250, □300×300, □350×350, □400×400 |
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道路橋示方書・同解説(鋼橋編)に記載の「耐候性鋼を無塗装で使用する場合の適用地域」に準じています。 その他、使用にあたっての詳細は同書をご参照ください。
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